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子どもの絵画造形教室の様子
19年度 松ヶ丘教室 無料体験授業 【3】
2008年03月28日 (金) | 編集 |
前回のブログで次回 村野四郎さんの≪ にじ色の魚 ≫を描いてくれた子供達を紹介します  と予告しましたが もう一つの【 文章からの創造画 】 A・A・ミランさんの≪ こびと ≫を描いてくれた子供達も合わせて紹介したいと思います 
今回 紹介する子供達は 自由アート教室の専攻科の授業を受講できる対象者の皆さんです 
専攻科は 幼児科・児童科のカリキュラムの延長線上にあるレベルアップしたコースです 
幼児科・児童科のカリキュラムを体験していないで専攻科コースから入室する場合は いくつか私の方で決めたラインをクリアして 入室合格になります 
それは・・・体験授業をしている間に一人ひとりを見て読み取っています 
決して 難しい採点をしている訳ではありませんよ 
一つ言えることは・・・専攻科は 上手く描くコースではありません 
教えた事が素直に入っていく素直さがあるかどうかは とても重要なポイントの一つです 
専攻科は 技術面の向上も もちろん目標にしていますので 素直な心がキーポイントになってきます 
子供達が 自分流を固持し始めると・・・ 
そのレベルから 伸びなくなってしまいます・・・
心の柔軟性は 可能性を大きく広げ 今までにない自分に逢うチャンスが出てきます 
専攻科から入室する場合は 発想することの素晴らしさも伝えていかなければなりません 
この【 文章からの創造画 】 は発想なくしては 描けない絵の描き方です 
初めて体験する子供達が この描き方を理解して どんどん自分を出して描いていく姿は 素晴らしく  たくましいものでした 

≪ にじ色の魚 ≫    村野四郎

今年も夏が来たら
また 母の里のいなかへ行こう
大きな麦わらぼうしをかむり
ヒグラシの鳴く森かげを通って
あの川へ
あの魚をとりに行こう

なんという魚なのか
その名は知らない
はらも ひれも きれいなにじ色
わたしの思い出の中を
いつも ゆらゆら 泳いでいた魚

今年も夏が来たら
また 一人でとりに行こう
あの川へ
あのにじ色のゆめの魚を


この子は こう描きたいなぁ~とイメージを広げる力があります 
表現したい  と思う気持ちがたくさんあるので 描きながらも耳を傾けていましたね 
短時間でしたので 自分の納得いく仕上がりになるよう体験後 自宅でもこの絵の制作に取り組んだそうです 

DSCF1981bokasi.jpg


四つ切画用紙の中は 遠近感のある構図です 
文章の中の 《 わたし 》 を一番手前に描いて なおかつ川を囲む風情を出す事が出来ていました 
この風情ある風景を作者は 《 わたし 》 よりも後ろから 優しく見ていることになりますね 

DSCF1984.jpg


専攻科を望む子供達には 光と影の話をしながら体験して頂きました 
森の中の光と影を一つずつ考えながら 描いていたので 森が奥ゆかしく表現できましたね 
大きな麦わらぼうしの色目にポイントがあり やってきた瞬間を感じさせますね 

DSCF1979bokasi.jpg


≪ こびと ≫   A・A・ミルン  小田島雄志・小田島若子 訳

へやのうしろに おおきなカーテン
そのうしろに だれかがいる
だれだかぼくも わからない
こびとじゃないかとおもうけど
ほんとかどうかわからない
 (ばあやにだってわからない) 

のぞいてみると にげるんだ
「こんにちは」 も いわないで 
だまってこそこそ にげるんだ
あれはこびとにまちがいない
とってもすばしっこいこびと
 (ばあやもそうだといっている)


起きていても 目を閉じて安静にすれば α波が出ます 
α波は 出すものではなく リラックスすれば自然に出るものですが これを利用して 目を閉じて 文章を聞いて 創造力を豊かにしてもらう体験もしました 


リビングのカーテンの中に隠れるこびとがいます 
写真では分かりませんが 右手の下には 階段が描かれています・・・
『 もしかして・・・ ○○ちゃんのお家のリビングには 階段がある? 』 
『 あっ あります! 』
 とお母さんが答えてくれました 
子供達が描く絵の中には・・・創造画の中にも実生活が見える時もあります 
おもしろいですね 
落ち着いている証拠ですよ 

DSCF1980bokasi.jpg


画面の両端に大きなピンクのカーテンを描き 大きな構図で表現しようと考えたこの子は  描きたいものがたくさんあるように思います 
実際 とってもたくさんのモチーフを丁寧に描いていましたよ 
同じ文章から創造しても  みんなそれぞれが違った表現をするということが何より 素晴らしい  ですね 

DSCF1982bokasi.jpg


お姉ちゃんと共に体験に来てくれたこの子は 実に男の子らしい どしっとしたタッチで描いてくれました 
カーテンの後ろにいるこびとを シルエットで表現し 力強さをプラスしていますね 
部屋の中で見ている 《 ぼく 》 の服を何色も使って表現したところは こだわっていますね 
こんなこだわりは どんどんしてみてくださいね 

DSCF1989bokasi.jpg


たくさんの色を使った訳ではないのに 出来上がった作品は とても明るく躍動感がありましたよ 
黄色・オレンジ色・赤色の暖色使いに大成功した作品です 
カーテンの塗り方も 縦に流れるように微妙に色を変え ドレープを出す事が出来ましたね 
躍動感のある作品は観ているみんなもワクワクします 

DSCF1990bokasi.jpg


この子の作品には 部屋の中の光を表現したい  気持ちがはっきり見えますね 
大きなシャンデリアが 明るいお部屋を演出しています 
そんな中 見え隠れを楽しんでいるこびとがとっても可愛く感じます 
光の効果は 絵を描くときにとっても大切な事だと言えますね 

DSCF1999bokasi.jpg


☆HITOMI☆

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